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【日本語教育能力検定】学習ストラテジー/直接・間接ストラテジー、臨界期仮説、(メタ認知、メタ言語行動表現)

【日本語教育能力検定】学習ストラテジー
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今日の過去問まとめノートは、学習ストラテジーです。

過去問では、学習ストラテジーに関する問題が、

  • H30-Ⅰ-問題9-問3
  • H29-Ⅰ-問題10-問2
  • H28-Ⅰ-問題10-問1
  • H27-Ⅰ-問題10-問5
  • H28-Ⅲ-問題13-問4
  • H26-Ⅲ-問題11-問3

にありました。

このまとめノートを見る前に知ってもらいたいことがありますので、ご覧になっていない方は、まず下の記事からご覧ください。

このブログを読む前の注意点
【日本語教育能力検定】独学まとめノート(過去問分析)を見る前に知ってもらいたいこと2020年10月日本語教育能力検定合格に向けて、養成講座の先生から教えてもらった効率的な勉強法を実践しています。過去問を元に自分のまとめたノート(解説)を載せています。...

学習ストラテジーの基礎知識

学習ストラテジーは、赤本P288~に載っています。

効率的に言語学習を行うために使われる手段を、言語学習ストラテジーという。

  • 直接ストラテジー・・・学習に直接関わること。
  • 間接ストラテジー・・・学習を間接的に支え、習得のための条件を整える。

から成る。

直接ストラテジー

記憶ストラテジー情報の記憶や想起に使う。例)イメージやキーワードで単語を覚える。
認知ストラテジー実用的なもの。例)重要な語に線を引く。
補償ストラテジー不足を補う。例)不明な語を文脈から推測する。

間接ストラテジー

メタ認知ストラテジー学習過程を調整する。例)目標や期限を設定する。
情意ストラテジー情緒や態度をコントロールする。例)気分転換する。
社会的ストラテジー環境や周囲の人を取り込む。例)図書館を利用する。

メタ認知

自分自身の態度、理解、思考などを客観的に見ること。自分自身を外から捉えること。
※学習ストラテジーではないですが、メタ認知ストラテジーと判別をつけるためにここでまとめます。

臨界期仮説

ある年齢を過ぎると母語話者のような言語能力を習得するのは難しいとする説。レネバーグによって唱えられた。思春期(12、3歳)とされている。

過去問から学ぶ学習ストラテジー

メタ認知の読解

  • H29-Ⅰ-問題10-問2
今読んでいる文が前の段落の意味とつじつまが合うかを検証する。

メタ認知ストラテジーの例

  • H26-Ⅲ-問題11-問3
発話時のエラーで意思疎通に支障を与えるものを見定めて、その原因を考え、なくすようにする。



学習ストラテジーに関する過去問の解説

日本語教育能力検定の過去問解説

H30-Ⅰ-問題9-問3 正解:3

学習ストラテジーのうち、直接ストラテジーの例が問われています。

  1. 友達を作ったり、サークルを作ったりして一緒に勉強する。・・・社会的(間接)
  2. 学習計画の立案や自己評価によって、学習を自ら管理する。・・・メタ認知(間接)
  3. 習ったことをまとめたり、繰り返し練習したりする。・・・認知(直接)
  4. 自分を励ましたり、勇気づけたりして不安を抑える。・・・情意(間接)

正解は3です。

H29-Ⅰ-問題10-問2 正解:2

読解におけるメタ認知について問われています。

  1. 文章の単語、文、段落のように最小単位から意味を構築する。
  2. 今読んでいる文が前の段落の意味とつじつまが合うかを検証する。
  3. 注意を払わずに読んでいる文章の文字を認知し、単語を認識する。
  4. 文字情報に対して選択的注意を払い、意味を付与する。

メタ認知は、自分自身の態度、理解、思考などを客観的に見ることです。

客観的に俯瞰的な立ち位置で、読解作業をしているのは2です。

正解は2です。

H28-Ⅰ-問題10-問1 正解:4

臨界期仮説について問われています。

臨界期仮説は、

4:言語の習得に最適な年齢を過ぎてしまうと、言語の習得が難しくなることです。

正解は4です。

H27-Ⅰ-問題10-問5 正解:2

学習ストラテジーの補償ストラテジーについて問われています。

  1. 目標言語を話すために友達を作る。・・・社会的ストラテジー
  2. 知らない語の意味を文脈から推測する。・・・補償ストラテジー
  3. 音楽を使ってリラックスする。・・・情意ストラテジー
  4. 目標言語を母語と対照して分析する。・・・認知ストラテジー

正解は2です。

H28-Ⅲ-問題13-問4 正解:4

※学習ストラテジーではないですが、「メタ」繋がりでここでまとめます。

「これは余談ですが」「これは個人的な感想ですが」などの注釈を添える表現が問われています。

  1. 修辞的表現
  2. 行為指示表現
  3. 交換的言語表現
  4. メタ言語行動表現

メタ言語行動表現と言うそうです。

正解は4です。

H26-Ⅲ-問題11-問3 正解:4

学習ストラテジーのメタ認知ストラテジーの例が問われています。

  1. 質問を聞き取る際、聞き取った内容について相手に確認する。・・・社会的ストラテジー
  2. 自信を高めるため、自分に肯定的な評価をする。・・・情意ストラテジー
  3. 日本語と母語を対照しながら、類似点や相違点を分析する。・・・認知ストラテジー
  4. 発話時のエラーで意思疎通に支障を与えるものを見定めて、原因を考え改善する。・・・メタ認知ストラテジー

メタ認知ストラテジーは、学習過程を調整するストラテジーです。エラーの原因を考え改善するのも、メタ認知ストラテジーになるようです。

正解は4です。

【日本語教育能力検定】学習ストラテジーまとめ

以上、学習ストラテジーのまとめでした。

参考文献

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