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【日本語教育能力検定】言語教育と情報/コーパス、eラーニング、ブレンディッドラーニング、日本語学習サイト

【日本語教育能力検定】言語教育と情報
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今日の過去問は、言語教育と情報です。

過去問では、言語教育と情報に関する問題が、

  • R1-Ⅰ-問題7-問1
  • H28-Ⅰ-問題3-D-(18)
  • H28-Ⅰ-問題5-問2
  • H26-Ⅰ-問題15-問4
  • H29-Ⅲ-問題15-問3

にありました。

Coco
Coco
ヒューマンアカデミーの先生が、eラーニングなどは今後重要になる学習形式なので、検定でも注意した方がいいと仰っていました。

このまとめノートを見る前に知ってもらいたいことがありますので、ご覧になっていない方は、まず下の記事からご覧ください。

このブログを読む前の注意点
【日本語教育能力検定】独学まとめノート(過去問分析)を見る前に知ってもらいたいこと2020年10月日本語教育能力検定合格に向けて、養成講座の先生から教えてもらった効率的な勉強法を実践しています。過去問を元に自分のまとめたノート(解説)を載せています。...

言語教育と情報の基礎知識

言語教育と情報は、赤本P256~に載っています。

コーパス

言語調査や研究のためのデータベース。

日本語学習サイト

  • みんなの教材サイト・・・日本語教師のためのツールを提供するサイト(赤本P206、257)
  • NIHONGO eな・・・日本語学習に役立つツールやサイトが、技能別レベル別に検索できるサイト(赤本P205,381)
  • かすたねっと・・・帰国・外国人生徒教育のための情報検索サイト(赤本P206、368)
  • クラリネット・・・海外子女教育、帰国外国人児童生徒教育に関するホームページ(赤本P368)
  • 同声同気・・・中国帰国者教育の相互支援ネットワークサイト(赤本なし)

イーラーニング

コンピュータや携帯端末を使用した学習。双方向型と、一方向型の学習がある。

CAI(Computer Assisted Instruction)

コンピューターを使った学習用ソフトウェア。

WBT(Web Based Training)

インターネットを活用した教育。

ブレンディッド・ラーニング

対面の学習と、eラーニングを合わせたタイプの学習。

過去問から学ぶ言語教育と情報

イーラーニング

  • R1-Ⅰ-問題7-問1
  • 非同期型・・・インターネットにより動画や教材を配信する。(一方向型)
  • 同期型・・・教師が行う授業をリアルタイムで遠隔地に配信する。(双方向型)
非同期型のイーラーニングの問題点

  • 自律的に学ぶ力が必要で、学習者によっては継続が難しい。



言語教育と情報に関する過去問の解説

日本語教育能力検定の過去問解説

R1-Ⅰ-問題7-問1 正解:1

非同期型のイーラーニングの問題点が問われています。

非同期型は、リアルタイムで教師と繋がらず学習者が配信される動画を視聴します。

1:自律的に学ぶ力が必要なため、学習者によっては学習の継続が難しいです。

正解は1です。

H28-Ⅰ-問題3-D-(18) 正解:2

コーパスについて問われています。

  1. コーパスを検索することで適切な参考文献が見つかる。
  2. コーパスを調べることで言葉の使用実態の傾向が把握できる。
  3. コーパスには学習者の質問への答えた方が例示されている。
  4. コーパスは正しい日本語が示されている。

コーパスは、実際に使用される言語資料を収集し、情報が付け加えられたデータベースです。(例:少納言「現代日本語書き言葉均衡コーパス」

正解は2です。

H28-Ⅰ-問題5-問2 正解:2

オンライン学習と対面学習を組み合わせた学習形態が問われています。

  1. プログラム学習
  2. ブレンディッド・ラーニング
  3. CAI(Computer Assisted Instruction)
  4. WBT(Web Based Training)

混ぜられた(blended)学習形態は、ブレンディッド・ラーニングです。

正解は2です。

H26-Ⅰ-問題15-問4 正解:2

日本語学習ウェブサイトで、サイト名と内容の正しい組み合わせのものが問われています。

  1. みんなの教材サイト/外国に繋がりのある児童生徒の学習を支援する情報検索サイト×
  2. NIHONGO eな/日本語学習に役立つサイトが、技能別レベル別に検索できるサイト○
  3. かすたねっと/中等教育機関の学習者向けに開発されたサイト×
  4. 同声同気/市販の教科書の自律学習を進めるためのウェブ教材×
  • みんなの教材サイト・・・日本語教師のためのツールを提供するサイト(赤本P206、257)
  • NIHONGO eな・・・日本語学習に役立つツールやサイトが、技能別レベル別に検索できるサイト(赤本P205,381)
  • かすたねっと・・・帰国・外国人生徒教育のための情報検索サイト(赤本P206、368)
  • 同声同気・・・中国帰国者教育の相互支援ネットワークサイト(赤本なし)

正解は2です。

H29-Ⅲ-問題15-問3 正解:1

学習ウェブサイトのクラリネット(CLARINET)について問われています。

クラリネットは、

1:海外子女教育・帰国児童生徒教育関係の教育相談、情報の提供や交換等が行えるウェブサイトです。

  • クラリネット・・・海外子女教育、帰国外国人児童生徒教育に関するホームページ(赤本P368)

正解は1です。

Coco
Coco
選択肢2も海外子女教育とあるので迷いますが、クラリネットは海外子女教育の相談、情報の提供を行います。



【日本語教育能力検定】言語教育と情報の過去問まとめ

以上、言語教育と情報のまとめでした。

過去問中に紹介した少納言「現代日本語書き言葉均衡コーパス」は、無料で使用できますが、メールアドレスなどの登録が必要でした。

Coco
Coco
ちょっと面倒だったので登録しませんでしたが、コーパスは日本語教師になったら役立ちそうです。

あと日本語学習のウェブサイトの内容まで問われるとは、驚きました。

参考文献

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