令和3年度(2021年)日本語教育能力検定試験を勉強されている方に良いお知らせです。
令和2年度(2020年)の日本語教育能力検定試験の解説本がAmazon Kindleで出ています。
このページでは、
についてお伝えします。
令和2年 日本語教育の検定問題を解く: 令和2年度 日本語教育能力検定試験 解答と解説
過去問解説本:『日本語教育の検定問題を解く』はどんな本?
日本語教育能力検定試験の過去問解説本の内容
内容は、
- 問題の意図・問われていること
- 正答
- 解き方・解説(具体例を含む)
- 関連して押さえておいた方が良いポイント
が書いてあります。
詳細はこちらのページに書いています↓
日本語教育能力検定試験の過去問解説本のいい点・イマイチな点
私が実際に使ってみて、いいと思った点、イマイチな点は下記です。
私はこの解説本を利用して、過去問をもとに独学で勉強し、無事2020年日本語教育能力検定試に合格することができました。
過去問には解説が一切ないので、時間を無駄にしないためにもこの本を利用して本当に良かったと思います。
またこの解説本のおかげで、試験の全体像が見えました。
著者が下記のように書いています。
この試験の会場で結果を左右するのは、「どれだけ問題文と選択肢を読み取ったか」です。そのとき、この試験の「間取り」を押さえて扉を開けていく人と、やみくもに立ち向かっていく人では、問題を切る太刀さばきに大きな差が出ます。本シリーズで城の見取り図をつぶさに見て、仕掛けにふさわしい構えをつくって試験に臨んでください。
本シリーズは各年度版だけでも活用できますが、なるべく受験勉強の初期から『構造と解法』を参照されるようお勧めします。勉強が進んだら、『頻出事項解説』で近年の頻出事項を確認し、理解を深められます。
(引用:Amazon|新田豊『令和2年度 日本語教育能力検定試験 解答と解説 Kindle版』)
確かにこの試験は範囲が膨大なので、やみくもに立ち向かうより、全体像を知って勉強していくのが効率的だと思います。
『構造と解法』『頻出事項解説』の2冊にも注目
また新しく『構造と解法』『頻出事項解説』という本が出ています。
日本語教育の検定問題を解く -構造と解法-
日本語教育の検定問題を解く -頻出事項解説-
この2冊は以前紹介した『日本語教育の検定問題を解く:概説』がパワーアップしたような内容のようです。
『概説』は試験の全体像を把握したり、頻出項目を知るのに本当に良かったです。
Amazon Kindleで個別に購入するよりも、Kindle Unlimitedでお試ししてみるのがおすすめです。
詳細はこちらのページに書いています。↓
まとめ:令和2年度『日本語教育の検定問題を解く』
以上、令和2年度の日本語教育能力検定試験の解説本についてでした。
ちなみに私は今年4月から日本語非常勤講師として働いているのですが、この試験を合格していて本当に良かったと思いました。
まず日本語学校の面接を受けた際に、少なからずこの試験の合格が影響したと思います。同じく採用された方も日本語教師未経験でしたが日本語教師養成講座修了と、この試験に合格していました。
日本語教師未経験を補うためにも、履歴書に「日本語教育能力検定試験合格」と書けたことは大きいです。
また実際に日本語学校で教えている中でもこの勉強をしていてよかったと思います。
『みんなの日本語』の教科書分析をしている中で、「あ~これ試験で勉強した内容だ!」と思うことがよくあります。(例えば、「~ている」の用法など)
日本語教育能力検定試験を勉強し、受験・合格してよかったです。
令和3年度(2021年)の日本語教育能力検定試験を受験される皆様、陰ながら応援しております!