2020年10月25日 日本語教育能力検定試験終わりました。
受験した皆様本当にお疲れ様でした!
試験勉強からの解放感に浸っていますが、忘れないうちに感想を書きます!
このページでは2020年日本語教育能力検定試験について、
を書いています。
2020年日本語教育能力検定試験の受験感想
やっぱり難しかったです。
家でリラックスした状態で過去問に向かうのと、試験会場で問題を解くのはやっぱり違いました。
あとで問題を見直したら、なんでこんな問題を間違えてる?!というのもあって
緊張と疲労とで心理状態が違うので、問題がより一層難しく感じました。
2020年日本語教育能力検定試験-試験Ⅰ
- I・Ⅱ・Ⅲの中で一番難しく感じた。
- 問題1恒例の「~の用法」が1問だけ。
試験Ⅰが一番難しく感じました。
はま先生のツイッターにこんなのがありました。
どれが一番難しかったですか?#日本語教育能力検定試験
— 日本語教師のはま (@tanoshimithai) October 25, 2020
やはりみなさん試験Ⅰが難しかったみたいです。
いつも試験Ⅲが難しいので、試験Ⅰが終わった後、
こんなにⅠが難しいならⅢはどんだけ難しいんだ・・・
とドキドキしていたのですが、Ⅰより難しくなくて拍子抜けしました。
あと問題1お馴染みの「~の用法」が今年は1問しかありませんでした。(試験Ⅲに似たような問題はありましたが。/「けど」の用法 試験Ⅲ-問題6-問3)
2020年日本語教育能力検定試験-試験Ⅱ
- 問題2に新しい選択肢「特殊拍の種類」が追加。
聴解問題の試験Ⅱです。
いつも家で聴解の過去問CDを聞くときは長く感じていたのですが、実際の試験はあっという間でした。
問題2に新しい選択肢「特殊拍の種類」が追加されていました。
過去問で聞きなれた、いつもの男女の声優さんでなんだか安心しました。
面白いのが流れて、笑いをこらえられなかったらどうしよう・・・
と心配していたのですが、今年は特にありませんでした。
が実は面白いネタがあったみたいです↓
今年の試験も色々なネタが仕込まれていましたね。
・ジョンとポールの物語
試験Ⅰ問題1(14)https://t.co/sNuS6MFUMK・毎朝、8時に失禁する人
試験Ⅱ問題3の6番
私はなんとかこらえましたが、声に出して笑っている方もいました。#日本語教育能力検定試験— 日本語教師のはま (@tanoshimithai) October 26, 2020
2020年日本語教育能力検定試験-試験Ⅲ
- 過去問の用語、問題がたくさん。
- 記述問題は「やさしい日本語」について。
試験Ⅲは特に過去問の勉強の重要さを感じました。
過去問の問題が別の角度から問われていたり、赤本には載っていない用語がまた問われていたりしました。
あとAmazon Kindleで読める過去問解説本の知識がとても役立ちました。
2019年 日本語教育の検定問題を解く: 令和元年度日本語教育能力検定試験 解答と解説
過去問に付随して解説されていた
- プロソディー(試験Ⅲ-問題2-問4)・・・個々の音に限定されない、複数の音に関わる特徴。
- プロンプト(試験Ⅲ-問題10-問2)・・・明確化要求、誘導、繰返しなど、学習者に言わせるもの。
などが出ました!
赤本にもなく、養成講座でも習っていない内容だったので、この本のおかげで解けました。
記述問題は「やさしい日本語」についてでした。
- 複言語主義
- 言語権
- 規範主義
のキーワードから一つ選んで絡ませて書くという今までと少し違ったタイプでした。
やさしい日本語は、ヒューマンアカデミー養成講座でもかなり詳しく勉強したので書きやすかったです。
過去問での勉強が大切
ヒューマンアカデミーの先生が言っていた過去問で勉強する大事さを実感しました。
- 連濁の修飾関係と並列的関係について(試験Ⅰ-問題3-A-(5))
- 引用表現(試験Ⅰ-問題3-C【引用】)
- モジュール型教材(試験Ⅲ-問題5-問2)
- ジョハリの窓の盲目の窓の特徴(試験Ⅲ-問題9-問3)
- 非優先応答の例(試験Ⅲ-問題12-問4)
- 会話的コードスイッチング(試験Ⅲ-問題13-問3)
など、過去問で見た用語や問題がたくさん出てきました。
マークシートの記入ミス
試験Ⅲは、試験Ⅰみたいに時間ぎりぎりにならないようにしようと、
問題文(次の文を読み~の長い段落の文章)を最初に全部読むのをやめました。
そしたら時間が余って、見直しが出来たのですが、
マークシートミスが2か所もありました。(問題用紙にはきちんと自分が思う正答に○がついてるのに、解答用紙に違う数字にマークが。)
まさか自分がマークシートにミスすると思ってなくて、本当に焦りました。
やっぱり緊張や疲労もあるので、マークシートも見直した方が良いと思いました。
速報で自己採点
アルクの日本語教育能力検定試験解答速報にて自己採点しました。(アンケートに回答要)
私の自己採点の結果は、
- 試験Ⅰ・・・73/100(73%)
- 試験Ⅱ・・・31/40(77.5%)
- 試験Ⅲ・・・
56/80(70%)⇒計算ミス61/80(76%)12/26修正 - 合計・・・
160/220(72%)⇒計算ミス165/220(75%)12/26修正
でした。
び・・微妙・・・
試験Ⅰの方が難しく感じましたが、試験Ⅲの方が出来は悪かったです。
苦手だった試験Ⅱの聴解問題が1番解けたのでびっくりしました。
アルクさんの速報はとてもありがたいのですが、何個か違う気がします。
例えば、比較文化の知識について(試験Ⅲ-問題3-問4)
正答が、
4:タテ社会は個人の「資格」の認識、ヨコ社会は集団の「場」の認識が強い
になってますがこれは違う気が・・・
ヒューマンアカデミーなど他の学校からも、解答速報がでるようなので楽しみです。
日本語教育能力検定試験の備忘録
- バッグは床に。
- コートはバッグの中に。
- 長時間座ってお尻が痛い。
バッグやコートは、椅子に置けません。
バッグは床に、コートは椅子に掛けずにバックの中に入れるという指示でした。
汚れてもいいバッグを持っていったり、
バッグが小さいとコートが入りませんので、コートを入れるエコバッグを持っていったりすると良いと思います。
あと私はお尻に敷くものを持っていきました。
椅子が硬かったので、持って行って正解でした。
2020年日本語教育能力検定試験受験体験まとめ
以上、2020年日本語教育能力検定試験の受験体験記でした。
試験勉強は大変でしたが、終わった後は爽快感がありました。
やっぱり何かの目標に向けて努力することは、良いことですね。
過去問のまとめが終わらなかった部分があるので、これからアップしていきます^^
2020年12月29日追記
日本語教育能力検定試験、無事合格しました!
勉強したことが結果に繋がって嬉しいです^^
その他:日本語教育能力検定試験に関するページ
2020年検定試験の合格点(推定)・平均点・合格率↓
無事一発合格しました↓
養成講座の先生から聞いた一発合格の勉強の仕方↓
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