今日の過去問は、シラバスデザイン、カリキュラム・デザインです。
過去問では、シラバス・カリキュラムデザインに関する問題が、
- R1-Ⅰ-問題4-問5
- R1-Ⅰ-問題5-問5
- H30-Ⅰ-問題7-問4、5
- H28-Ⅰ-問題5-問1
- H27-Ⅰ-問題6-問3
- H26-Ⅰ-問題5-問1
にありました。
このまとめノートを見る前に知ってもらいたいことがありますので、ご覧になっていない方は、まず下の記事からご覧ください。
シラバスデザインの基礎知識
シラバス・デザインは、赤本P199にあります。
そのコースで、何を教えるのかという学習項目(シラバス)を検討すること。
カリキュラムデザインの基礎知識
カリキュラム・デザインは、赤本P201にあります。
コース・デザインにおいて、シラバスをどのように教えていくか、時系列に沿って具体的に計画すること。
以下の項目を決める。
- 到達目標
- 時間割
- シラバスの配列
- 教授法
- 教材・教具(絵カード、文字カード、生教材など)
- 教員
過去問から学ぶシラバス・カリキュラムデザイン
カリキュラムデザインの決定事項
- H30-Ⅰ-問題7-問4
カリキュラム・デザインの中の教材・教具についての問題がたくさんあったので、まとめます。
絵教材
- R1-Ⅰ-問題4-問5
生教材の真正性の例
- R1-Ⅰ-問題5-問5
自作のプリント教材の留意点
- H28-Ⅰ-問題5-問1
絵カードの効果的な使用方法
- H26-Ⅰ-問題5-問1
シラバス・カリキュラムデザインに関する過去問の解説
R1-Ⅰ-問題4-問5 正解:1
絵教材について問われています。
どの絵教材を使うか決めて提示順に並べておき、テンポよく見せます。
正解は1です。
R1-Ⅰ-問題5-問5 正解:2
生教材の真正性について問われています。
菓子類の食品表示を用いて、賞味期限やアレルギー食材を確認させるのは、真実味があり真正性が保たれています。
正解は2です。
H30-Ⅰ-問題7-問4 正解:3
カリキュラムデザインで決定することとして、不適当なことが問われています。
- 教室活動の内容・・・カリキュラムデザイン
- コースの進度・・・カリキュラムデザイン
- 学習項目のリスト・・・シラバスデザイン
- 各課の目標・・・カリキュラムデザイン
正解は3です。
H30-Ⅰ-問題7-問5 正解:3
市販の教材を使用する際の、適切な教材選定について問われています。
想定される教授法や授業の流れに主教材が合うか確認します。
正解は3です。
H28-Ⅰ-問題5-問1 正解:4
自作のプリント教材作成の留意点で不適当なものが問われています。
1~3は正しいです。
4:イメージを具体化させるために、様々な情報を盛り込んだ詳細な図を使用すると、学習者を混乱させてしまうこともあります。
正解は4です。
H27-Ⅰ-問題6-問3 正解:2
シラバスデザインについて問われています。
- 学習項目に合った教材や教具を選択する。・・・カリキュラムデザイン
- ニーズ分析に基づき学習項目を決定する。・・・シラバスデザイン
- 各学習項目に対する時間配分を検討する。・・・カリキュラムデザイン
- 学習項目をどの順番で配列するか考える。・・・カリキュラムデザイン
正解は2です。
H26-Ⅰ-問題5-問1 正解:3
絵カードの効果的な使用方法として不適当なものが問われています。
1、2、4は正しいです。
3「権利」「義務」「自由」などの概念を表す語の意味の提示は、抽象的なので絵で示すのは難しいです。
正解は3です。
シラバス・カリキュラムデザイン過去問まとめ
以上、シラバスデザイン、カリキュラムデザインのまとめでした。
記事中に紹介した教授法とシラバスの記事はこちらです↓
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