今日の過去問まとめノートは、日本語教育関連機関です。
過去問では、日本語教育関連機関に関する問題が、
- R1-Ⅰ-問題15-問3
- H30-Ⅰ-問題14-問3
- H29-Ⅰ-問題4-問5
- H28-Ⅰ-問題6-問5
- H27-Ⅰ-問題15-問5
- H26-Ⅰ-問題14-問3~5
- R1-Ⅲ-問題15-問2、3、5
- R1-Ⅲ-問題16-問5
- H30-Ⅲ-問題6-問1
- H30-Ⅲ-問題8-問1
- H29-Ⅲ-問題16-問3
- H28-Ⅲ-問題15-問1~5
にありました。
このまとめノートを見る前に知ってもらいたいことがありますので、ご覧になっていない方は、まず下の記事からご覧ください。
- 日本語教育関連機関の基礎知識
- 過去問から学ぶ日本語教育関連機関
- 日本語教育関連機関に関する過去問の解説
- R1-Ⅰ-問題15-問3 正解:4
- H30-Ⅰ-問題14-問3 正解:1
- H29-Ⅰ-問題4-問5 正解:2
- H28-Ⅰ-問題6-問5 正解:1
- H27-Ⅰ-問題7-問2 正解:3
- H27-Ⅰ-問題7-問3 正解:2
- H27-Ⅰ-問題15-問5 正解:4
- H26-Ⅰ-問題14-問2 正解:4
- H26-Ⅰ-問題14-問4 正解:3
- H26-Ⅰ-問題14-問5 正解:2
- R1-Ⅲ-問題15-問2 正解:2
- R1-Ⅲ-問題15-問3 正解:1
- R1-Ⅲ-問題15-問5 正解:2
- R1-Ⅲ-問題16-問5 正解:4
- H30-Ⅲ-問題6-問1 正解:2
- H30-Ⅲ-問題8-問1 正解:1
- H30-Ⅲ-問題15-問3 正解:3
- H29-Ⅲ-問題16-問3 正解:2
- H28-Ⅲ-問題15-問1 正解:2
- H28-Ⅲ-問題15-問2 正解:3
- H28-Ⅲ-問題15-問3 正解:4
- H28-Ⅲ-問題15-問4 正解:3
- H28-Ⅲ-問題15-問5 正解:4
- 【日本語教育能力検定】日本語教育関連機関まとめ
日本語教育関連機関の基礎知識
日本語教育関連機関は、赤本P379~に載っています。
在中国日本語研修センター(通称:大平学校)
1980年に大学日本語教師の再教育を行うために設立された。1985年には北京日本学研究センターが発足した。
国際交流基金
1972年国際文化交流事業を推進することを目的に設立。
- 海外の日本語教師のブラッシュアップのための訪日研修
- JF日本語教育スタンダードの普及
- 日本語教師派遣事業(日本語パートナーズ)
などを行う。
JF日本語教育スタンダード
国際交流基金が作成した日本語の考え方、学び方、評価の仕方など基準になるツール。CEFRの考え方を基に作られている。
各レベルの活動がCan-do-statementsで構成されている。
上から
- C2
- C1
- B2
- B1
- A2
- A1
の6レベル。
日本語能力試験(JLPT)
1984年に開始された日本語を母国語としない人を対象に日本と能力を測定し認定する試験。N5(初級前半レベル)~N1(上級レベル)の5段階。
日本留学試験(EJU)
日本の大学などに入学を希望する外国人留学生を対象として、必要とされる日本語力、基礎学力を評価する試験。
BJTビジネス日本語能力テスト
日本語によるビジネス・コミュニケーションを測る能力テスト。0~800点で採点され、J5~J1+の6段階のレベルで評価する。
480点以上得点できれば、高度人材ポイント制の特別加算として15点加算される。(400点以上で10点)
OPI
外国語の口頭運用能力を測定するためのインタビュー試験。1対1で最長30分のインタビューを行う。判定尺度は「初級~上/中/下」「中級~上/中/下」「上級~上/中/下」「超級」の10段階。
過去問から学ぶ日本語教育関連機関
JF日本語教育スタンダード
- H30-Ⅲ-問題6-問1
- H27-Ⅲ-問題7-問2、3
日本語教育振興協会
- R1-Ⅰ-問題15-問3
日本語能力試験
- H28-Ⅰ-問題6-問5
- H28-Ⅲ-問題15-問1~5
BJTビジネス日本語能力テスト
- H26-Ⅰ-問題14-問5
- R1-Ⅲ-問題15-問2、5
日本留学試験
- H26-Ⅰ-問題14-問4
日本語教育関連機関に関する過去問の解説
R1-Ⅰ-問題15-問3 正解:4
文部省により「日本語教育施設の運営に関する基準」が策定され設立された、運用する団体について問われています。
4:日本語教育振興協会です。
正解は4です。
H30-Ⅰ-問題14-問3 正解:1
1980年に設立された在中国日本語研修センター(通称:大平学校)について問われています。
1:中国の大学で教える中国人教師の再教育が実施されました。
正解は1です。
H29-Ⅰ-問題4-問5 正解:2
OPIについて問われています。
- N5からN1レベルで自己表現能力を判定する。×
- 課題の難易度を調整しながらその遂行能力を判定する。○
- 学習者の自己評価を加味して会話能力を判定する。×
- インタビューを使って学習者の言語知識を判定する。×→○口頭運用能力
正解は2です。
H28-Ⅰ-問題6-問5 正解:1
日本語能力試験の読解の「統合理解」の説明が問われています。
1:関連がある複数のテキストの内容を比較し理解する問題だそうです。
正解は1です。
H27-Ⅰ-問題7-問2 正解:3
JF日本語教育スタンダードでは、言語によるコミュニケーションを何と何の関係から捉えているかが問われています。
3:言語能力と言語活動の関係から捉えています。
正解は3です。
H27-Ⅰ-問題7-問3 正解:2
JF日本語教育スタンダードの6つのレベルについて問われています。
- 基礎段階の言語使用者
- 自立した言語使用者
- 熟達した言語使用者
の段階がありそれぞれ2つのレベルに分かれています。
正解は2です。
(参考:国際交流基金 JFスタンダードとは)
H27-Ⅰ-問題15-問5 正解:4
日本からの海外派遣・留学プログラムと実施機関について問われています。
4:国際交流基金(JF)は、日本語パートナーズで日本語教育現場へ教師を派遣しています。
正解は4です。
H26-Ⅰ-問題14-問2 正解:4
日本語能力試験の級について問われています。
2009年までの旧試験の1~4級が、N1~N5に変更になりました。対応関係は以下の通りです。N3が新設です。
N1 | N2 | N3 | N4 | N5 |
1級 | 2級 | 新設 | 4級 | 5級 |
正解は4です。
H26-Ⅰ-問題14-問4 正解:3
日本留学試験について問われています。
3:日本留学試験の結果を利用して来日前に入学許可を行う大学もあります。
正解は3です。
H26-Ⅰ-問題14-問5 正解:2
BJTビジネス日本語能力テストについて問われています。
2:ビジネスに必要な能力として情報処理能力が求められます。
正解は2です。
R1-Ⅲ-問題15-問2 正解:2
BJTビジネス日本語能力テストについて問われています。
2:試験の結果がスコアとレベル判定で示されます。
正解は2です。
R1-Ⅲ-問題15-問3 正解:1
日本留学試験の日本語科目で問われる能力としてシラバスに挙げられていないものが問われています。
- 問題解決能力:問題の解決に必要な情報を収集・分析・整理し、解決できるか。×
- 直接的理解能力:言語として明確に表現されていることを、そのまま理解できるか。○
- 情報活用能力:理解した情報を活用して論理的に妥当な解釈を導けるか。○
- 関係理解能力:文章や談話で表現されている情報の関係を理解できるか。○
1はありません。
正解は1です。
R1-Ⅲ-問題15-問5 正解:2
学習者のニーズと対応するテストの組み合わせが問われています。
- 作文能力のレベルを知りたい/OPI×
- 高度人材としてのポイントを加算したい/BJTビジネス日本語能力テスト○
- 会話能力を就職先に証明したい/JSL対話型アセスメント×
- ウェブ上で受験したい/日本留学試験×
正解は2です。
R1-Ⅲ-問題16-問5 正解:4
日本語教育に関する事業について問われています。
4:国際交流基金では、教材の開発や教師の研修など、日本語の学習環境向上の支援を行っています。
正解は4です。
H30-Ⅲ-問題6-問1 正解:2
JF日本語教育スタンダードについて問われています。
2:言語教育環境をデザインする際に活用可能な枠組みや目安を提供しています。
正解は2です。
H30-Ⅲ-問題8-問1 正解:1
OPIについて問われています。
- 日本語以外の言語でも同様の基準で判定が行われている。○
- 判定の基準として、表現や語彙の正確さを重視している。×
- 判定するレベルは初級、中級、上級の3種類である。×
- プレゼンテーションとその後のインタビューで判定を行う。×
正解は1です。
H30-Ⅲ-問題15-問3 正解:3
日本語教育のための教員養成について問われています。
3:学習者の多様化に対応し、画一的ではなく選択可能な教育内容を提示しています。
正解は3です。
H29-Ⅲ-問題16-問3 正解:2
国際交流基金が実施している事業が問われています。
2:海外で日本語教育に従事する教師の訪日研修を行います。
正解は2です。
H28-Ⅲ-問題15-問1 正解:2
日本語能力試験の回答方式について問われています。
2:マーク方式です。
正解は2です。
H28-Ⅲ-問題15-問2 正解:3
日本語能力試験の言語知識の組み合わせが問われています。
3:文字・語彙・文法です。
正解は3です。
H28-Ⅲ-問題15-問3 正解:4
日本語能力試験のN2「読む」の認定の目安が問われています。
4:新聞記事や平易な評論など、論旨が明快な文章を理解することができる
とされています。
正解は4です。
H28-Ⅲ-問題15-問4 正解:3
日本語能力試験の実施について問われています。
- 試験実施日は毎年同じである。×
- 試験時間の長さは各レベルとも同じである。×
- 未成年者の受験が認められている。○
- 一部科目のみ受験申込ができる。×
正解は3です。
H28-Ⅲ-問題15-問5 正解:4
日本語教育能力検定N1合格によって受けられる優遇措置が問われています。
4:出入国管理上の優遇措置を受けるためのポイントが加算されます。
正解は4です。
【日本語教育能力検定】日本語教育関連機関まとめ
以上、日本語教育関連機関のまとめでした。
ブログランキング
ブログランキングに参加しています。
押してもらえると大変嬉しいです。
下のアイコンを押してもらって、各ブログサイトに移れば完了です。
ありがとうございます^^