こんにちは、日本語教師の就職活動真っ最中のココです。
日本語学校選びに失敗して大変すぎてすぐ辞めてしまった…という話を日本語教師の就職で聞くことがあります。
日本語教師になりたいけど、お給料や体力の面で心配という人も多いと思います。
私も懸念していました。
ただ養成講座のある先生は、働きやすい学校の掛け持ち(非常勤)で、十分いいお給料をもらっていて、時間も余裕があるとのことでした。(もちろん経験が長いのでお給料が高いのだと思いますが。)
理想の働き方だな~と思いました。
学校選びはとても大切だと思い、養成講座の先生4名に日本語教師の就職活動をする際に気を付けるポイントを聞きました。
このページでは、
を紹介します。
日本語学校の求人チェックポイント
求人の時期を要チェック
日本語学校の主な開校時期は、
- 4月
- 6月
- 10月
- 1月
です。
この開校時期に合わせて、求人を出している学校は「いい学校」である可能性大。(例えば、4月1日~入社で2月に求人を出している。)
きちんと計画を立て、前もって求人を出している学校です。
逆に通年求人を出している学校は、人不足の可能性大!入社しても、すぐ辞めてしまうので常に応募しているかもしれません。
実際求人サイトをチェックしていると、「この学校の求人をいたるところで見るな…」と思っていた日本語学校がありました。
養成講座の模擬授業で、その学校に通っていた学習者(外国人)の方と話したときに聞いてみると、「よくない学校」とのことでした。
また結構大きな学校だったので、就職の口コミサイトにも載っていました。
労働環境が良くないのでずっと人不足で、入社してもすぐ辞めていくとの口コミがありました。
求人が常に出ている日本語学校は、要注意だと実感しました。
人気の学校は自社ホームページもチェック
働きやすい日本語学校は、先生が辞めません。よって求人に出ることも少ない。
そして募集するにしても、わざわざ広告費を出して求人を出さずに、自分の学校のホームページに載せることも。
働きたい人はたくさんいるので、自社のホームページをチェックしてねというスタンスです。
よって求人サイトだけでなく、日本語学校のホームページもこまめにチェック要です。
実際に養成講座の先生から聞いたおすすめの学校をチェックしてみると、ある学校は自社のホームページにだけ求人がありました。(求人サイトでは見つけられなかった。)
おすすめの学校は、そもそも求人がない学校も多数。
働きやすい学校は、求人と就職活動のタイミングも大切だと実感しました。
模擬授業がないラッキー!ではない?!
きちんとした日本語学校は、面接に加えて模擬授業があります。
たまに面接のみという求人を見ますが、それは怪しいそうです。
「いい学校」は時間を割いても、自分たちの生徒にどんな授業をするの確認したいです。
模擬授業は準備が大変ですが、それはちゃんと自分の授業を見てもらえる学校です。
実際に「面接のみ」の求人を見かけました。
その入社時期は・・・「即時」。
こ、こわい!!
面接のあとすぐ本番の授業させられるわけじゃないですよね?w 次の日から?
この学校は、人不足の可能性大でした。
やはり模擬授業があり、準備期間もくれる学校のほうが安心です。
学校法人があるとバックが強い
日本語学校の名称の前に学校法人〇〇が付いている学校は、母体が大きいそうです。
学校法人が日本語学校以外に、別の学校(幼稚園、高校、専門学校など)を持っています。
そういう学校は経営基盤がしっかりしているので、安心な学校である可能性が高いとのことでした。
学校法人の求人は、確かに待遇面がいい気がしました。
日本語学校だけだと留学生だけの学費なので、お給料が高くなるのは難しくなりがちです。
学校法人で日本人向けにも学校がある場合、日本人からの学費の収入もあり経営が安定し、日本人学校の教師の待遇もよくなるのかなと思いました。(あくまで予想です。)
自分が学べる学校
ある養成講座の先生が教えてくれた一番のポイントはこれでした。
教案チェック、フィードバックをしてくれて自分が学べる学校かどうかを一番に確認したほうがいいと。
未経験の場合、まず教え方を学んでいかないといけません。
『みんなの日本語 初級』の教え方がわかってくるのには、2、3年かかるそうです。
『みん日』を数回繰り返してやっと場面設定、語彙コントロールにも慣れるのだとか。
その間に根気強く教えてくれる先生に恵まれるのが、新米日本語教師にとって一番重要だと教えてくれました。
確かにそうだ!とすごく納得したのですが、これは外から判断が難しいですよね…。
養成講座の先生や、転職口コミサイトなど情報を要チェックです。
また面接で質問できる環境があれば、どのような体制で働けるのか聞いてみるといいと思います。
あとはやっぱり求人、採用の時期がまたポイントになりますね!
先生が足りない忙しい学校は、フィードバックしてくれる時間もあまりないと思われます。
【日本語学校】就職活動のポイント
以上、日本語学校の就職について養成講座の先生から聞いたポイントと実際に見た求人をまとめました。
日本語学校は一般企業と比べ大きくないことが多いので、なかなか転職の口コミサイトに情報がないことが多いですよね。
養成講座に通っている間であれば、先生に学校情報を色々と聞いておくといいと思います。
あと模擬授業のモデルスチューデントの外国人の方にも聞いてみるのもおススメです。
今回紹介したポイントも合わせて、ぜひ求人チェックしてみてください^^