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【日本語教育能力検定】動詞の分類/自動詞、他動詞、自他の対応、自他のペア

【日本語教育能力検定】動詞の分類/自動詞、他動詞

今日のまとめノートは、自動詞、他動詞、自他動詞の対応・ペアです。

過去問では、これらに関する問題が、

  • H28-Ⅰ-問題1-(6)
  • H26-Ⅰ-問題1-(6)
  • R1-Ⅲ-問題1-問1、3

で確認できました。

このまとめノートを見る前に知ってもらいたいことがありますので、

そちらをご覧になっていない方は、まず下の記事からご覧ください。

このブログを読む前の注意点
【日本語教育能力検定】独学まとめノート(過去問分析)を見る前に知ってもらいたいこと2020年10月日本語教育能力検定合格に向けて、養成講座の先生から教えてもらった効率的な勉強法を実践しています。過去問を元に自分のまとめたノート(解説)を載せています。...

自動詞と他動詞の基礎知識

自動詞と他動詞は赤本P58~に載っています。

①自動詞、他動詞の区別の仕方

自動詞 対象のヲ格(目的語)を取らない。
他動詞 対象のヲ格(目的語)を取る。
目的語を主語にした受身文を作れる。

例文を見ていきます。

動詞種類 ヲ格 例文 受身文
自動詞 × ゴジラが起きる ×
移動を表す 起点のヲ格 基地を出発する ×
通過点のヲ格 海岸を歩く ×
他動詞 対象のヲ格 ゴジラがビルを壊す ビルがゴジラに壊される

②自他の対応

自動詞と他動詞がペアになっているものを、自他の対応があるといいます。

自他の対応がある動詞の例・・・

自動詞 開く 落ちる 壊れる 上がる
他動詞 開ける 落とす 壊す 上げる

特徴は以下の通りです。

形が似ている 開くー開ける
共に同じ変化を表す ドアが閉まっている状態→開く状態へ変化
他動詞の対象が自動詞の主体になっている (他動詞)ドアを開ける(自動詞)ドアが開く
(他動詞)ドアという対象→(自動詞)自動詞の主体



自動詞、他動詞、自他ペアに関する過去問の解説

日本語教育能力検定の過去問解説

H28-1-問題1-(6)【動詞の自他】 正解:1

自他の対応表のように、対応する他動詞があるか考えます。

  1. 走る⇔?
  2. 渡る⇔渡す
  3. 通る⇔通す
  4. 回る⇔回す
  5. 移る⇔移す
  • 1・・・自他ペアなし
  • 1以外・・・自他ペアあり

よって正解は1です。

「走る」はペアがないときの代用で「走らせる」という使役形になります。赤本P61に載っています。

H26-1-問題1-(6)【複合動詞の前項と後項の自他】 正解:5

  1. ~を追う+~を出す
  2. ~を押す+~を開ける
  3. ~を盗む+~を見る
  4. ~を引く+~を当てる
  5. ~が立つ+~を上げる
  • 5・・・ヲ格取れず(自動詞)+ヲ格(他動詞)
  • 5以外・・・ヲ格(他動詞)+ヲ格(他動詞)

正解は5です。

複合動詞・・・連用形で複合された動詞。 例)「降り続く」「読み取る」など。(赤本P78)

R1-Ⅲ-問題1-問1 正解:1

他動詞文の典型的な特徴が問われています。

他動詞・・・対象のヲ格(目的格)を取る。例)「ゴジラがビル壊す」

この例文にあてはまるのは、

1:動作主が対象の変化を引き起こす。

なので、正解は1です。(ゴジラがビルの変化を引き起こします。)

 

R1-Ⅲ-問題1-問3 正解:4

自動詞について不適当なものが問われています。

自他ペアの動詞を見ます。

自動詞 開く 落ちる 壊れる 上がる
他動詞 開ける 落とす 壊す 上げる

4:対応する他動詞を持つ自動詞(=自他ペアの自動詞)は、語末の形態が「-asu」になっているものはありません。

よって正解は4です。

選択肢1と2の意味がよく理解できていないので、他選択肢の言及は避けます。<(_ _)>

【日本語教育能力検定】動詞の分類まとめ

自動詞、他動詞、自他ペアのまとめでした。

たくさんでる動詞の問題の中の1つでした。

参考文献

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