2020年(令和2年度)日本語教育能力検定試験、無事合格しました~!
合格率28.7%なので、割と狭き門を突破できたと思うと嬉しいです。
どうやって合格したかというと、養成講座の先生から教わった過去問で勉強するという方法を実践しました。
ポイントは過去問を利用して、
- 項目ごとに勉強する(例:試験Ⅰ-問題1)
- 用語、概念の例を覚える
- パターン分析をする
という3点に注意しながら勉強していくというものでした。
このページでは、この勉強法を使用した私の
を書きます。
項目ごとに過去問を勉強していくこの方法のおかげで、頭が整理され合格できたと思います。
【日本語教育能力検定試験】独学の勉強法
ここでは、試験ⅠとⅢのマーク式問題をどうやって勉強したかを書きます。
聴解・記述問題については別のページでまとめています↓
独学勉強のために用意したもの
過去問
私は過去問を6年分用意しました。(平成26年~令和元年)
『日本語教育能力検定試験完全攻略ガイド』
過去問の解き方が分からないときに、辞書的な役割でこの本を利用しました。
以下、「赤本」と呼びます。
Amazon Kindle『日本語教育の検定問題を解く』
Amazon Kindle Unlimitedで読める解説本を利用しました。
過去問には解説が一切載っていないので、この本がかなり役立ちました。
以下、「解説本」と呼びます。
令和元年 日本語教育の検定問題を解く: 令和元年度 日本語教育能力検定試験 解答と解説
合計費用
- 過去問:1,540×6=9,240円
- 赤本:3,520円(※養成講座で購入済み)
- 解説本:199円(Amazon Kindle Unlimited2か月お試しキャンペーン利用)
- 合計:12,959円
1万円ちょっとの投資で合格することができました。
過去問を項目ごとに一通り解く
過去問を1年分を残して、5年分を下記の順番で解きました。
- 試験Ⅰ-問題1
- 試験Ⅰ-問題2
- 試験Ⅰ-問題3
- 試験Ⅰ-問題4~15
- 試験Ⅲ-問題1~15
例)H26-試験Ⅰ-問題1→H27-試験Ⅰ-問題1→H28-試験Ⅰ-問題1・・・
このように分類するのは、問題のタイプが相違するからです。
同じタイプの問題ごとに解いていくことで、
- 問題の特徴
- 頻出用語
- 頻出分野
が分かってきました。
そして解きながら分からないときは考え込まずに、すぐ答えを見ます。
赤本、解説本を使って理解します。
理解したら、エクセルに問題番号とキーワードを入力していきました。
キーワードとは、例えばモダリティに関する問題なら「モダリティ」など。
キーワードごとにまとめる
エクセルに入力したキーワードを元に、同じキーワードの問題をまとめました。
例えば、検索機能で「モダリティ」と検索し出てきた問題の過去問を広げます。
そして同じキーワードの問題をまとめていきました。
私の場合は、同じキーワードの問題をこのブログでまとめて、載せていきました↓
キーワードごとにまとめることで、パターン分析ができました。
- 「この問題また出てる!」
- 「○年に問題文中に出てきた用語が、○年では選択肢になってる。」
- 「○年に試験Ⅰで出てきた問題が、○年では試験Ⅲで難しくなって出てる。」
などが段々分かってきました。
パターン分析した過去問を通して解く
試験のパターン分析ができたところで、試験Ⅰと試験Ⅲをそれぞれ通して解いてみました。
何回も見た問題なので、大体解けるようになっていました。
それでも間違えてしまった問題を、復習しました。
初見の過去問を通して解く
過去問6年分のうち、1年分を残しておきました。
その1年分の試験Ⅰと試験Ⅲを時間も測って、通して解きました。
正解率は7割くらいでした。
6年分の過去問を通して解く
6年分の過去問を再度通しで、時間も測って解いていきました。
大体問題も解答も覚えていたので、瞬間的に解けるように意識しました。
時間がかかってしまった所や、間違えた所を重点的に復習しました。
【日本語教育能力検定試験】独学勉強スケジュール
勉強を本格的に始めたのは8月初旬です。試験が10月25日で、約3ヶ月間みっちり勉強しました。
ここでは、試験Ⅱ(聴解問題)と試験Ⅲの記述も合わせた全てのおおまかなスケジュールを書きます。
8月
- 試験Ⅰ・試験Ⅲ
9月
- 試験Ⅰ・試験Ⅲ
- 試験Ⅱ(聴解問題)を追加(週に2回)
10月
- 試験Ⅰ・試験Ⅲ
- 試験Ⅱ(聴解問題)(週に2回)
- 試験2週間前に試験Ⅲの記述問題を追加(毎日)
試験ⅠとⅢのマークシート問題は3ヶ月まるまる、
試験Ⅱ(聴解問題)は1ヶ月、
試験Ⅲの記述問題は2週間で準備しました。
【日本語教育能力検定試験】独学総勉強時間
約3か月間、毎日0.5~6時間勉強していました。
- 勉強した時間・・・85.5時間
- 当ブログを書いた時間・・・120時間
- 合計・・・205.5時間
ブログを書きながら、調べたり過去問を見たりしていたので、この時間も勉強した時間に含めると約200時間となりました。
【日本語教育能力検定試験】独学勉強法まとめ
以上、日本語教育能力検定試験の私の独学勉強法についてでした。
過去問をひたすら解いて覚えていくことで、パターン分析でき、傾向が見えてきました。
試験本番中も「過去問で勉強したアレだ!」と思うことも多く、ニヤリとしていたかもしれません!w
他の問題集など一切購入しておらず、私はこの方法で効率的に勉強できたと思っています。
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