日本語学校の非常勤講師になって6か月経ちました!
自分の備忘録のためにも感じたこと、勉強になったことをまとめたいと思います。
すでに日本語教師をされている方には当たり前の内容だと思いますが…、新米日本語教師の私にとって驚いたこと、面白いと思ったことなどを記します。
1か月目の日記はこちら↓
日本語教師6か月目
自分の威厳のなさを感じたオンライン授業
コロナの影響で対面授業からオンライン授業に変更になったのですが、、、
完全に甘く見られています!!
顔を映して授業を受けるというルールになっていますが、画面オフ、ベッドに寝ころんでいる、カメラが天井を向いて顔を出さない、呼びかけても返事がないなど収拾するのがまぁ大変です。
最初は顔を出して、返事をしても徐々にフェードアウトしていくので、いちいち注意していると授業が全く進みません。
割り切って真面目に参加する生徒を中心に授業を進めました。
他の先生に「オンライン授業って大変ですよねぇ。顔も出さないですし。」とぼやくと、「え?みんな顔出してますよ。」とのこと・・・>゜)))彡
生徒もちゃんと先生を選んでやってるんですねぇ・・・ハハハ
普段甘く授業してしまっているんだなぁと気づかされ、メリハリをつけて授業をしないといけないと思いました。
あとは私の授業内容が面白くない、有意義でないと思われているところもあるのでしょう。
オンライン授業ならではの工夫もしないとと思いました。
あと興味深かったのが、普段クラスで発言が多く成績が良い側の生徒の半分くらいが、オンラインでは積極的でない方になるということです。要領がいいからこそ、手の抜き方がわかっているなぁ~という感じがしました。
新米日本語教師の気づき
秋期のスケジュールはどう決める?
日本語学校はだいたい4月と10月始まりが多いですよね。
10月前になったので秋期のスケジュールを立てる時期になりました。
日本語非常勤講師は学校の掛け持ちや、他の仕事をしながらの先生が多いのでどのようにスケジュールを決めるのだろうと気になっていました。
私の学校ではアンケート用紙が配られ
- 可能な時間帯
- 希望コマ数
- 担任の可否
を記入するようになっていました。
学校側が非常勤講師の仕事の掛け持ちを認識してくれているやり方だったので安心しました。(ベテランから決めて、新人は余ったところという具合でもないので良かった。)
アンケートは提出しましたが、コロナの影響で留学生がいつ入ってくるかは未定です。
2021年4月春期入学の留学生もまだ入ってこられず、国で待機中です。国で仕事があまりなく生活が大変な生徒もいるそうです。
早く入ってこられますように。
入ってきたら、春期と秋期の生徒がいっぺんに来るのでかなり忙しくなりそうです。
今のうちに『みんなのにほんご』の勉強をしておこうと思っています!
英語が役に立つが使い方は要注意だぞ自分
ネパールの生徒が英語が結構わかります。
国で数学などを英語で受けるそうです。書くにいたってはネパール語よりも英語のほうが簡単という生徒も。
先日授業にて、オンライン授業なのに間違えて学校に来てしまったという生徒の話について私が「あらららら。」と言いました。
「先生、『あらららら。』はなんですか?」と生徒。(何その音、おもしろーい^^という感じ。)
私「え・・・(焦)う~んと、、、『Oh my gush.』みたいな・・・?」
ネパールの生徒は理解して笑っていました。
日本語で説明する力が私にまだまだ足りず、英語に頼ってしまうことがあります。特に単語などは。
ところがベトナムの生徒は英語がほとんど理解できませんし、英語と日本語で微妙なニュアンスの違いもあるので、使い方については気を付けないといけないなぁと思っています。
でも私は絶対英語を使ってはいけないとは思わないので、生徒の理解度が上がるのであれば上手く使っていきたいです。ベトナム人のフォローも忘れずに。
先日難しい問題を解いているときに「先生、この問題、『I’m so confused.(混乱しています。)』日本語で何と言いますか。」と聞かれ面白かったです。
まとめ:新米日本語教師6か月目
以上、日本語非常勤講師6か月目の感想でした。
今月10月は日本語教育能力検定試験がありますね!
受験してもう一年経つと思うとはやいです。今年ももうあと3か月ですもんねぇ。しみじみ。
受験されるみなさん、勉強の成果が発揮できるよう陰ながら応援しております!