日本語学校の非常勤講師になって5か月経ちました!
自分の備忘録のためにも感じたこと、勉強になったことをまとめたいと思います。
すでに日本語教師をされている方には当たり前の内容だと思いますが…、新米日本語教師の私にとって驚いたこと、面白いと思ったことなどを記します。
1か月目の日記はこちら↓
日本語教師5か月目
ついに尊敬語がやってきた!
『みんなのにほんご』初級のオオトリとも言える尊敬語・謙譲語に教科書が進みました。
私の担当は「特別な尊敬語」(いらっしゃいます、めしあがります等)でした。
ここはちょうど養成講座で模擬授業をしたところ!!
なんとも懐かしい気持ちで教案を作り、模擬授業の時の絵カードなども再利用しつつ授業に臨みました。
生徒の反応は・・・「え、、、日本語ムズ!!!」
今まで何とか日本語勉強してきたけど、まだこんな難しいのもあるの・・・?コレ、オボエナケレバナリマセンカ・・・???
というムードに。
確かに日本人でも難しい尊敬語・謙譲語を使いこなすのは大変ですよね。さらに外国人だと上下・親疎関係の概念の理解も必要ですし。
少しずつ覚えていってほしいと思います。
ここで失敗談なのですが、『書いて覚える文型練習帳』で書く練習をする時に、生徒の書いた尊敬語をちゃんとチェックできていませんでした。><
次の授業のベテラン先生の日誌に「いらっしゃいます、おっしゃいますの小さい『っ』が抜けている生徒が多かった。」とのコメントが!
確かに答え合わせの時、言わせるだけで書けているかチェックできていませんでした。><
『文型練習帳』は書く練習なのだから、机巡視するときにちゃんと見ないといけないなぁと学びました。
促音「っ」は外国人には難しいということも実感しました。
コロナでオンライン授業に
最近またコロナの被害が大きくなってきましたね。
その影響で来月よりついにオンライン授業になることになりました。
講師は学校に出向いて、パソコンに向かって教室で一人で授業します。
生徒はパソコンを持っていないので、スマホを使って自宅でオンライン授業を受けます。(小さい画面なので可哀そうです。。。)
私は個人のオンライン授業はしたことはありますが、学校のオンライン授業は初めてです。どんな感じになるのでしょうか?!ドキドキです。
授業の準備も変わるので、色々と準備しています。
どんな感じか来月また書きたいと思います。^^
新米日本語教師の気づき
夏休みに覚えた日本語は?
夏休み明けの最初の授業にて、「夏休みに覚えた日本語」を質問してみました。
夏休みに何をしたかという質問はほとんどの先生が聞いて飽きているかなぁと思って、ちょっと捻りを加えてみました。
ところがまずこの質問を理解させるのに一苦労。^^;(あまりに理解してくれないので、「夏休みに覚えた日本語」 は「外の関係」?「内の関係」?とか気になりだし…)
なんとか理解してくれたら、あとは楽しかったです。
「氷」「火山」「にせもの」など色んな単語が出てきました。
「氷」は「かき氷を食べたから」とか、「火山」は「~(火山に関係ある場所)に行ったので」など夏休みの出来事もわかりました。(「にせもの」はなぜ覚えたのかよくわからなかったです。w)
夏休みの出来事を聞く中で、生徒何人かで私が紹介したひまわり畑を訪れていることがわかりました!
紹介した夏休み情報が役に立って嬉しかったです。夏休み情報を紹介した件についてはこちら↓
新しく覚えた日本語を聞くのは結構盛り上がったので、今後も休み明けにこの質問をしてみようと思いました。
まとめ:新米日本語教師5か月目
以上、日本語非常勤講師5か月目の感想でした。
担当クラスの『みんなのにほんご』初級がついに終わります。
私はまだ『みんなのにほんご』勉強したいのに~という感じです。w