日本語学校の非常勤講師になって10か月経ちました!
自分の備忘録のためにも感じたこと、勉強になったことをまとめたいと思います。
すでに日本語教師をされている方には当たり前の内容だと思いますが…、新米日本語教師の私にとって驚いたこと、面白いと思ったことなどを記します。
1か月目の日記はこちら↓
日本語教師10か月目
新年の日本文化体験
年明け最初の授業で生徒たちが習字をしていました。
作品を見せてもらったのですが、「新年」「令和」「幸せ」など自由で素敵な書初めが出来上がっていました。
みんな初めて習字を体験して、楽しかったようです。
学校側が道具などを準備してくれていて、勉強だけでなくこういう体験はやっぱり大切だなと思いました^^
「ネパル」とは?
冬休みの宿題で作文がありました。ちょっと読ませてもらうと、
・・・ん、難解だ・・・
読むのが難しい原因は、まずみんな漢字がない!
全部平仮名とカタカナです。漢字はだいぶ読めるようになりましたが、書くのはまだまだ難しいようです。
漢字圏でない留学生は本当に漢字に悩まされますね。
そして次は謎の単語たち。
「ネパル」「くこう」などなど。
謎解きしていくと「ネパル」は「ネパール」、「くこう」は「空港」でした。
「ネパル」と書いた生徒はネパール出身。自分の国ですらまだ書けないのかとちょっと衝撃でした。
その生徒は「スーパー」のことを「スパ」と書いていたので、長音の難しさを改めて感じました。
担任の先生が採点するのですが、想像するだけでとても大変そう・・・
でもみんな一生懸命書いているので、謎解きも案外楽しいかもしれません。
新米日本語教師の気づき
自分はどうなんだ
冬休み明けの初めての授業で「冬休みに何をしましたか。」という質問をしました。
みんな「バイト」と答えるので、「バイト以外で!」という注文つき。
神社に行った、ショッピングモールに行ったなどの話を聞くことができました。
一通り聞き終わったあと、一人の生徒が「先生は何をしましたか。」と。
え、私・・・?(・・・・何もしてないかも。こたつでゴロゴロしてた。)
と焦りました^^;
でもよく考えたら「おせちを食べた」「お雑煮を食べた」など日本では普通のことはしました。
その普通のことも生徒たちにとっては興味深いことなはず!
おせち、お雑煮などの写真を用意して見せて説明すればよかったな~と反省しました。
生徒たちに質問する前に、自分はどうなのか?!紹介できる日本らしいことはあるか?を考えようと思いました。
まとめ:新米日本語教師10か月目
以上、日本語非常勤講師10か月目の感想でした。
この頃寒いですね。
皆様暖かくしてお過ごしください。