瞑想と言えば、インドのパラマハンサ・ヨガナンダ師です。
ベストセラーとなったヨガナンダ著『あるヨギの自叙伝』は、スティーブ・ジョブズが唯一iPadに入れていた本として有名になりました。
について書きます。
パラマハンサ・ヨガナンダ師について
パラマハンサ・ヨガナンダ(1893-1952)は、精神的・宗教的偉人の一人。
1920年に母国インドからアメリカに渡る。
30年以上の長い年月、西洋で暮らし教えを説いた最初の偉大なヨガの師。
ヨガナンダは西洋におけるヨガの父として広く知られており、
1920年にSRF(Self-Realization Fellowship)を設立した。
『あるヨギの自叙伝』あらすじ・感想
ヨガの聖者パラマハンサ・ヨガナンダ師が、波瀾に富んだ自己の生涯、インドの偉大なヨガの聖者たち、ヨガの数々の奇跡を近代科学の言葉で記述した自伝書。
長年にわたるベストセラー。
東洋の英知に関してこれまで出版された書物の中で、もっとも多く読まれている一冊であり、大学での教科書や参考書としても広く用いられている。
【内容】
- クリヤ・ヨガ瞑想の科学
- 奇跡の法則
- マハアヴァター・ババジ、ラヒリ・マハサヤ、スワミ・スリ・ユクテスワの生涯と使命
- 東西両洋の精神的・宗教的偉人たちとの出会い(マハトマ・ガンジー、ラビンドラナート・タゴール、ラマナ・マハリシ、ルーサー・バーバンク、テレーゼ・ノイマン他)
まず・・・ぶ・分厚い!
この本とても分厚くて、文字も上下2段。注釈もたくさんあり。というかなりの情報量の本です。
ヨガナンダ師がインドで生まれてから、アメリカで活動するまでの一生涯が書かれてあります。
その人生の中で、出会う偉人、体験することは一般人からしたらアンビリーバボーなことばかり!
- 瞬間移動する人
- 何も食べず生きている人
- 必要なものは必要なときに与えられる体験
- 故人との会話という体験
など。
だけどなぜか読んでいて違和感はありません。そうなんだろうなぁと妙に納得。インドだし。
「第四十三章:スリ・ユクテスワの復活」この章はとくに衝撃的でした。
この世の成り立ち、真理などが書いてあります。
まだまだこの本を理解できていませんが、読んでよかったと思える本でした。
ジョブズのように1年に1回は読み直し、理解を深めたい、立ち止まって人生を考える機会にしたい本です。
目次は下記です。
目次からでも、奇跡の物語であることが分かってもらえると思います。
- 両親と幼少時代
- 母の死と不思議な護符
- 二つの肉体をもつ聖者(スワミ・プラナバナンダ)
- ヒマラヤ逃亡計画の失敗
- 軌跡を見せ物にする香りの聖者(ガンダ・ババ)
- タイガー・スワミ
- 空中に浮上する聖者(ナゲンドラ・ナート・バドリ)
- インドが生んだ大科学者ジャガディス・チャンドラ・ボース
- 宇宙の母と愛を語らう至福の聖者(マスター・マサハヤ)
- わが師スリ・ユクテスワにめぐり会う
- ブリンダバンへの無銭旅行
- わが師のもとで
- 眠らぬ聖者(ラム・ゴバール・ムズンダー)
- 宇宙意識を経験する
- カリフラワー泥棒
- 運星をかわす
- サシと三つのサファイア
- 回教徒の魔法使い(アフザル・カーン)
- わが師カルカッタに居てセランボールに姿を現す
- カシミール行の挫折
- カシミール旅行
- 石像の心
- 大学の学位を受ける
- スワミ僧団の僧侶となる
- 兄アナンタと妹ナリニ
- クリヤ・ヨガの科学
- ランチにヨガの学校を設立する
- カシの生まれ変わりと再発見
- タゴールと教育の理想を語る
- 奇跡の法則
- ラリヒ・マハサヤの未亡人に会う
- ラーマ死よりよみがえる
- ババジー現代インドのヨギ・キリスト
- ヒマラヤ山中に宮殿を物質化する
- ラリヒ・マハサヤのキリストのごとき障害
- 西洋に対するババジの関心
- アメリカへ渡る
- ルーサー・バーバンク(ばらの中の聖者)
- カトリックの聖痕女テレーゼ・ノイマン
- 帰国
- 南インドの田園詩
- わが師との最後の日々
- スリ・ユクテスワの復活
- ワルダーにマハトマ・ガンジーを訪ねる
- ベンガルの”至福に浸る聖女”(アナンダモイ・マー)
- 断食五十年のヨギ(ギリバラ)
- 再びアメリカへ
- カリフォルニア州エンシニタスにて
- 1940年から1951年にかけて
パラマハンサ・ヨガナンダの遺体に見られた不朽現象
パラマハンサ・ヨガナンダ師と瞑想
『あるヨギの自叙伝』にも書かれてありますが、ヨガナンダ師は幼い頃から瞑想をしています。
出会った数々のインドの師もみんな瞑想しています。
ヨガナンダ師が行っていたクリヤ・ヨガは、古代のヨガ科学がもたらす恩恵を最大限に獲得し、聖なる目標に到達することができる瞑想法だそうです。
ヨガナンダ師がアメリカで設立したSRFは、この瞑想法を学ぶことができる機関です。
ヨガナンダ師著『あるヨギの自叙伝』まとめ
以上、『あるヨギの自叙伝』感想、ヨガナンダ師と瞑想についてでした。
ちなみに『あるヨギの自叙伝』日本語版が結構お高めだったので、英語版を買いました。(英語版ならペーパーバックで1,500円くらいだった↓)
すると・・・全然わからない!w
日本語版でも難しかったのに、英語版なんて分かるはずなかった。
ということで、図書館で日本語版を借り一気読みしました。
(返却期限もあるので^^; 結構な待ち人数でした!半年くらい待ったかな?日本でも人気の本ですね。)
また読みたいので、英語版にまた挑戦するか日本語版も買おうか悩み中です。
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