呼吸に集中すると一種の瞑想になると言われています。
『視力回復呼吸法』という本を読んでいたら、丹田(たんでん)を意識した瞑想呼吸法が載っていたのでご紹介します。
丹田の位置
正しい呼吸をするために、正しい丹田の位置を知る必要があります。
左手の横にして親指をおへそに当てます。その下に右手を当てます。そこが丹田です。膀胱のあたりです。
おへそから9~10cmくらい下のあたりです。
瞑想呼吸法の仕方
始める前に
- 腰を伸ばして肩とみぞおちの力を抜きます。
- 顎を少し引きます。
- 息を吐くときに、丹田を押します。
- 鼻呼吸をします。(鼻が詰まっているときは口呼吸でも可)
瞑想呼吸法実践
- 鼻から息を吐きながら、少し前かがみになって両手で丹田を押します。
- そのとき、お腹の皮が腰骨の方に引いてつくようなイメージをしながら丹田を引きます。
- 最後にヒップをぐっと締めると丹田を引きやすくなります。
- 苦しくなったら、緩めて自然に息が入るに任せます。
- スーッと背筋を伸ばして、肩の力を抜きます。
これの繰り返しです。これを1日に最低100回行います。
最低100回?!多いにゃー
丹田は運動神経の支配下になく、訓練しないとへこみません。
最初は思うように丹田が引けませんが、毎日繰り返していると丹田が背中の方へ着くくらい引けるようになるそうです。
早い人だと3週間。体が弱い人ほど時間がかかり、半年かかる人も。
まとめて100回でなく、一日に20回を5回など小分けにしてもOKです。
丹田を引きやすいとき・引くポイント
空腹のときが丹田を引きやすいときです。よって食べた直後はしないほうがいいとのこと。
まずは空腹のときに始めてみよう
今まで意識していなかった丹田を意識するのは難しいです。
私がなるほど!と思った丹田の意識の仕方は、
ハワイを中心に教えているヨガのヨーコ・フジワラ先生のワークショップで教えてもらった方法です。
目の前に大きな水たまりがあると想像します。
そこを大きくまたいでつま先から足を着くとき、お尻の中がキュッと締まる感覚があると思います。
そこが丹田だと聞いて、なるほど~意識しやすいと思いました。
ヨーコ先生は丹田のことを「バンダ」と言ってました。
丹田とはどこ?という方は、目の前に水たまりがあると想像してぜひ実際につま先から足を着いてみてください^^
丹田を動かすこの呼吸は、腹式呼吸とは違います。腹式呼吸はみぞおちあたりで息を出し入れします。
今まで丹田を動かす訓練をしていないので、手で押さえたり前かがみになったり初めは大変ですが、いつの間にかそれらをせずに丹田をポコンと引けるようになるそうです。
まとめ:瞑想呼吸の仕方をマスターしよう
以上、瞑想呼吸法・瞑想の呼吸の仕方でした。
瞑想を始める人にも、呼吸に集中するという取り組みやすい瞑想法ですね。
やってみた感想は私は腹筋がないので丹田をまだ全然上手く引けてないと思いますが、丹田あたりがポカポカしたのは感じました。