瞑想ビギナーが取り組みやすい瞑想として、『瞑想のすすめ』の「集中・気づき・棚上げ瞑想」を当ブログでは紹介しています。
集中・気づき・棚上げ瞑想をしていると、簡単に「棚上げ」できない感情がでてきます。
それは、
- 心配
- 後悔
- 怒り
- 嫉妬
の4つの感情です。
その感情の対処法をこのページでは紹介します。
またこの対処法は、瞑想中だけでなく、普段の生活でも使うことができます。
手ごわい思考①心配
「先月うけた試験、落ちたらどうしよう」など「~になったらどうしよう」が心配の思考。
この「心配の思考」に「あとで考えよう」と棚上げしてもまた考えてしまいます。
そんなときは、「そのときになったら考えよう」と考える時期を明確にします。するとマインドが「じゃあ、今は考えなくていいのね。でも、いつ?」と論点が時期の問題に変わって思考を手放しやすくなります。
瞑想中は「瞑想が終わったら考えよう」と棚上げします。
それでもまだ心配の思考が戻ってきたら、「なるようになる」と考えます。これは「どうなるんだろう?」という心配の思考を止める究極のフレーズ。さすがのマインドも思考を進めることができず、棚上げするしかありません。
手ごわい思考②後悔
もう変えることのできない過去の一点を悔やみ、いつまでも執着している状態が後悔です。
この思考に気づいたら、瞑想ビギナーのうちは瞑想を中断して、後悔の内容を紙に書きだしてみます。
「あんなこと言わなければよかった・・・」というのは過去を変えようとしていますが、それは無理な話。そこで言葉を変えてみます。「あんなことを言って悪かった」と認め、後悔を「反省」に切り替えます。
すると反省から「今度はこうしよう」と現在の発想が生まれます。
後悔の堂々巡りから脱して、前向きな気持ちになります。
手ごわい思考③怒り
「あの人のあの一言が許せない!」など怒りがムラムラこみあげてきたら、瞑想は一旦中断。まずはこの「怒り」の感情に対応します。
生まれた怒りのエネルギーは、抑え込まず安全に発散させて解消するのが先決です。
体を動かしたり、歌ったり溜まっているエネルギーをまず消費します。
気持ちが落ち着いたら、怒りのエネルギーの原因を冷静に見てみます。
怒りは「自分側の視点」で物事を理化して相手の性格や考え方などを変えようとして生じるもの。
俯瞰的に眺めると、相手の状況も理解しやすくなります。「そっか。あの状況ならあの人もああするしかなかっただろう」という具合になれば大丈夫。「しょうがない」という気持ちで棚上げできます。
手ごわい思考④嫉妬
嫉妬は才能、お金、容姿などに対して欲が招くやっかいな感情。他人のいいところだけを欲しがってしまいます。
瞑想中も嫉妬の思考がでてくると、なかなか「棚上げ」できません。そんな時は、「あの人と肉体も家族も仕事も過去の記憶も人生まるごと取り換えたいか?」と自分に問いかけます。たいていは「そこまではいいかな」と思います。すると自分の大切なものも見えてきます。
他人の「いい部分」だけに執着していたことにきづき、羨ましさが引いていくはずです。
瞑想中の手ごわい思考の手放し方まとめ
以上、瞑想中の手ごわい思考の手放し方でした。
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